板（いた）

板とはなんでしょうか

ざっくり言うと

板には、「売り板」と「買い板」の2つがあります。

板を見れば、売り注文や買い注文がどれだけ集まっているかがわかります。

投資家は、板の情報を見て、市場での需要や供給がどのようになっているかを把握し、取引の判断材料とすることがあります。

例えば、買い板が多い場合は、市場での株式への需要が高いことがわかります。

逆に、売り板が多い場合は、供給が多いということがわかります。

実際の板がどのように表示されるか見てみましょう。

この板を見ると、売数量の方が買数量よりもだいぶ多いので、これからの株価は値下がりしそうなことが予想されます。

また、値段が460円のところで2000株の買い注文と、450円のところで2000株の売り注文が出ています。

460円で2000株売りたいと思っている人は、450円に変更してすぐに売る、という選択を取ることもできます。

このような指値の変更も、板を見ることで判断することができるのです。