証拠金とはなんでしょうか
ざっくり言うと
- 取引を行うために必要な担保のようなものです。
- 取引により損失が生じた場合は、証拠金から損失額が支払われます。
- 損失により証拠金が不足した場合は、追加で差し入れる必要があります。
ちょっと詳しくお話します
証拠金とは、信用取引や先物取引などの売買をする際に、証券会社に預けるお金のことです。
これは、投資家がリスクの高い取引をする場合に、証券会社が損失を被らないようにするための担保になります。
どんなときに必要なの？
Aさんが100万円の株を買いたいとします。
しかし、Aさんは手元に100万円を持っていません。
そこで、証券会社からお金を借りて信用取引で株を買うことに決めました。
しかし、証券会社もただではお金を貸してくれません。
お金を貸す担保として、Aさんに金額の30％を「証拠金」として預けるように求めました。
100万円の30％なので、Aさんが信用取引で株を買うためには、30万円を証拠金として預ける必要があるのです。
証拠金はどうやって使われるの？
証拠金は、投資家が借りたお金で損失を出した場合に備えるためのものです。
例えば、株価が下がってAさんが損をした場合、その損失を補填するために証券会社が証拠金を使います。
これにより、証券会社は貸したお金が返ってこないリスクを減らすことができます。
追加で支払いが必要になる場合も
証拠金は、証券会社が損失を被らないために必要なので、損が膨らむと追加で差し入れる必要が出てくる場合もあります。
これを追加証拠金といい、略して追証（おいしょう）と呼ばれています。
まとめ
証拠金は、リスクを管理するための重要な要素です。
証拠金を伴うような取引は、利益を得るチャンスを広げる一方で、大きな損失を被る可能性もあります。
取引を行う際には、慎重に計画を立て、リスクをしっかりと管理することが大切です。
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